日本語データベース「桐」と Microsoft Access

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桐の表を Excel や Access で共有する(4)

桐の表引き定義を Access に変換する

桐の[#表引き]関数を Access に変換する方法について説明します。

 

[商品コード]を入力すると[品名][単価]を[商品マスター]から参照する[#表引き]関数についてです。

 

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項目計算式に定義している[#表引き]を変換

上図の[商品売上.TBX]の[品名][単価]には、下図のように項目計算式が設定されています。

 

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このような項目計算式を Access で定義します。

 

Access のテーブルは、下図のようになります。

[商品コード]から[品名][単価]を参照しますが、[商品売上]テーブルには[品名][単価]の項目は作成しません。

 

2つのテーブル[商品売上][商品マスター]を紐づけ(リレーション)した[クエリー]を作成します。

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Access で クエリーを作成する

クエリーを作成して表示すると下図のようになります。

f:id:muramoto1041:20210220162555p:plain


クエリー定義は、下図のようになります。

[商品売上]と[商品マスター]のテーブルを[商品コード]をキーにして参照しています。

f:id:muramoto1041:20210220162718p:plain

[金額]項目は、計算式で作成しています。

 

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