システム内製化は、メニュー作成からはじめる!
システムを内製化するには、手軽にデータを共同編集できる環境が必要です。
共同編集できる環境が完了すれば、次は作業効率を上げる作業に移行していきます。
桐は、表編集機能が優れていますので、[表形式編集]の会話処理だけでも共同作業が可能です。ただし項目数が増えてくると、1件のデータを編集する[カード形式編集]の機能が必要になります。
[一覧表示]-[カード表示]の機能をメニューから作成しました。
システムのファイル構成
ファイル構成と各ファイルの役割は、下記のようになっています。
[表]
sample.tbx ・・・データ表
W_sample ・・・カード型フォーム編集用
[フォーム]
menu.wfx ・・・最初のメニュー画面
form1.wfx ・・・データ一覧表画面
form2.wfx ・・・カード形式の編集画面
[イベント処理]
form2.kex ・・・データを編集する
イベント処理の説明
form02.kex
名札 メイン
変数宣言 局所,整数{&end}*
手続き定義開始 フォーム::フォーム開始(長整数 &表番号)
編集表 "sample"
絞り込み [A] {&比較式}編集表 "W_sample"
行削除 *
読み込み 表,"sample",編集表=する,終了状態=&end,*編集表 "sample"
選択解除 *
検索 [A]{&比較式}
手続き定義終了手続き定義開始 フォーム::フォーム終了()
編集表 "sample"
併合 "W_sample",置換,編集表 = する,,終了状態=&end,{[A]照合,[B]複写}
検索 [A]{&比較式}
手続き定義終了
[メイン]
このフォームで使用する変数を宣言します。
[フォーム開始]
表(sample)をクリックした1行に絞り込みます。
表(W_sample)を全行削除します。
表(W_sample)に表(sample)を読み込みます。
[フォーム終了]
表(sample)に表(W_sample)を併合処理で、編集した内容を複写します。
併合処理により、レコード位置が先頭に移動したので、
表(sample)のレコード位置をクリックした行に移動します。
共有で使用できません
この[フォーム編集]フォルダを共有して、複数人で使用することはできません。
表(W_sample)を結合表で作成すると、共有して使用することができます。
結合表については、次の投稿で説明します。
ダウンロード方法
下記のリンクから[フォーム編集]フォルダをダウンロードしてください。
桐10sサンプルプログラム ダウンロード - 桐 Windows11 対応
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