日本語データベース「桐」と Microsoft Access

日本語データベース「桐」とMicrosoft Officeとの連携する情報を発信いたします。

桐-メニュー:指定レコードをフォーム画面で編集

システム内製化は、メニュー作成からはじめる!

システムを内製化するには、手軽にデータを共同編集できる環境が必要です。

共同編集できる環境が完了すれば、次は作業効率を上げる作業に移行していきます。

 

桐は、表編集機能が優れていますので、[表形式編集]の会話処理だけでも共同作業が可能です。ただし項目数が増えてくると、1件のデータを編集する[カード形式編集]の機能が必要になります。

 

[一覧表示]-[カード表示]の機能をメニューから作成しました。

 

 

システムのファイル構成

ファイル構成と各ファイルの役割は、下記のようになっています。

 

[表]

sample.tbx ・・・データ表

W_sample ・・・カード型フォーム編集用

 

[フォーム]

menu.wfx ・・・最初のメニュー画面

form1.wfx ・・・データ一覧表画面

form2.wfx ・・・カード形式の編集画面

 

[イベント処理]

form2.kex ・・・データを編集する

 

イベント処理の説明

form02.kex

名札    メイン
  変数宣言 局所,整数{&end}

手続き定義開始 フォーム::フォーム開始(長整数 &表番号)
  編集表 "sample"
  絞り込み [A] {&比較式}

  編集表 "W_sample"
  行削除 *
  読み込み 表,"sample",編集表=する,終了状態=&end,*

  編集表 "sample"
  選択解除 *
  検索 [A]{&比較式}
手続き定義終了

手続き定義開始 フォーム::フォーム終了()
  編集表 "sample"
  併合 "W_sample",置換,編集表 = する,,終了状態=&end,{[A]照合,[B]複写}
  検索 [A]{&比較式}
手続き定義終了

[メイン]

このフォームで使用する変数を宣言します。

 

[フォーム開始]

表(sample)をクリックした1行に絞り込みます。

表(W_sample)を全行削除します。

表(W_sample)に表(sample)を読み込みます。

 

[フォーム終了]

表(sample)に表(W_sample)を併合処理で、編集した内容を複写します。

併合処理により、レコード位置が先頭に移動したので、

表(sample)のレコード位置をクリックした行に移動します。

 

共有で使用できません

この[フォーム編集]フォルダを共有して、複数人で使用することはできません。

表(W_sample)を結合表で作成すると、共有して使用することができます。

結合表については、次の投稿で説明します。

 

ダウンロード方法

下記のリンクから[フォーム編集]フォルダをダウンロードしてください。

桐10sサンプルプログラム ダウンロード - 桐 Windows11 対応

 

桐コミュニティに登録お願いします

「桐」ユーザーで技術情報交換をしながら、システムを内製化しませんか?

興味がある方は、コミュニティに参加してください。

「桐」コミュニティ(Discord) 

※ スマホ版は、App Store・Playストアからインストールしてください。