日本語データベース「桐」と Microsoft Access

日本語データベース「桐」とMicrosoft Officeとの連携する情報を発信いたします。

日本語データベース 桐 今後の使い方

ノーコード・ローコードは、桐で体験できる。

今でも多くの人が使っている「日本語データベース桐」
素晴らしい機能を持っているデータベースではありますが、若者には普及していません。

 

今では、だれでも業務アプリを作れるように、ノーコード・ローコードで業務アプリを作れる機能が求められていますが、桐にはすでにその機能があります。

 

データベースをAccessなどのファイル形式にして、操作ツールとして桐を利用すれば、各々が Excel や Access など各々の使いやすいアプリでデータベースを利用できるのではないでしょうか?

 

桐が使われないのは、下記のような処理を行う技術情報が不足しているからなのではないかと考えます。

  • データ共有
  • スマホなどのデバイス対応
  • Web(クラウド)対応

このような処理を「桐」単体で行うには少々やっかいな処理ですが、他のアプリケーションと組み合わせれば十分可能な処理です。

 

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Power Apps の勉強会に行ってきた

数日前に、Microsoft 365 ユーザーズグループの Power Apps 勉強会に行ってきました。

実際に運用すると、まだまだPower Appsは、多くの課題を抱えています。簡単に業務アプリを開発できるのですが、下記のような点で詰めがかなり甘いのです。

  • 印刷する時のレイアウト作成。
  • システムの開発環境と、運用環境の切り分け。

 

一部の課題を処理するには便利なのかもしれませんが、社内の基幹を Pwoer Apps に移行するには、無理があるように思います。

(※ 多種多様な業務を作成するには、便利なツールだと思います。)

 

 データベースは、Access か SQL データベースを使う

桐を使うとシステムを簡単に内製化することができます。

 

実際に桐を使ってシステム内製化に成功している企業も多く、30年以上桐が使い続けられている実績は重要な要素だと思います。 

 

しかしながら、近年は[桐]の技術者が少なく、システムを拡張することが困難になってきています。

 

私は、今後の Windows 環境に対応していくために、次のような動作環境をご提案します。

 

Windows 11 動作環境(提案)

データベース: Azure SQL データベース または Access Database を共有

アプリケーション(1):Excel

アプリケーション(2):Access

アプリケーション(3):桐10s

プログラム言語(1):VBA

プログラム言語(2):ASP.NET

プログラム言語(3):JavaScript

 

このような環境で利用することにより、[桐]を活用して今後の Windows 環境にしっかりと対応できるシステムを構築できることでしょう。

 

クラウドの場合、データベースに Azure SQL を選択した理由

データベースをクラウドにして、外出先からも アクセスできるようにする。

クラウドにしても、Excel や Access もデータベースを更新できるようにする。

Access と Azure SQL データベースは、ODBC接続を行うとプログラムを変更する必要がない。

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