日本語データベース「桐」と Microsoft Access

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桐10:ポップアップ メニューを作る

フォームにイベント処理を定義します。 

フォームにイベント処理プログラムを定義するには、イベントファイルを作成します。

  1. ファイルパレットを開く
  2. 一括処理・イベントを選択する
  3. 新規作成を押す

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ファイルの種類を[イベント処理]に変更します。

ファイル名にフォームと同じ名前(例:menu)を入力して下さい。

 

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[名札 メイン]の下に共通変数を宣言します。 

変数宣言 共通,整数{&menu}

イベントファイルを保存して閉じてください。

 

フォームにイベントファイルを登録します。

メニューフォーム(menu.wfx)の [定義画面]を開きます。

オブジェクト属性を表示して、[ファイル参照]を押します。 

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先ほど作成したイベントファイルを選択します。

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フォームを保存して閉じてください。 

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これで、メニューフォーム(menu.wfx)を開くと 変数 &menu が利用できるようになりました。

 

コマンドボタンを押した時の処理を作成する

メニューフォーム(menu.wfx)の [定義画面]を開きます。

コマンドボタンをクリックして、オブジェクト属性を表示します。

オブジェクト属性の[コマンドボタン]タブを表示します。

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1行目には、

機能名:なし

機能パラメータリストには、下記のように記入します。

#代入(&menu,1)

 

2行目には、

機能名:開く

機能パラメータリストには、下記のように記入します。

サンプル一括処理.cmd

 

これで、コマンドボタン[フォーム表示]を押すと、変数 &menu に 1 を代入して、[サンプル一括処理.cmd]を開く処理ができました。

 

これで、コマンドボタン[表表示]には、変数 &menu に 2 を代入して、

[サンプル一括処理.cmd]を開くように定義してください。

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サンプルプログラム ダウンロード(01_Menuフォーム)

 

サンプル一括処理

メニューのボタンを押すと、変数 &menu に 1 または 2 の値を代入して、[サンプル一括処理]を実行します。

 

[サンプル一括処理]では、下記のように 変数 &menu の値によって、分岐するようになっています。

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桐 ヘルプ を活用しましょう

桐は、技術情報が少ないので、プログラムの[ヘルプの表示]を活用しましょう。

 

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オンラインで参照したい方は、下記のリンクを参照してください。

桐オンラインヘルプ

 

一括処理・履歴・イベント

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